本日はマジメなコラム 9/28

田舎に住もうとおもうには山や川が美しいかったり
田畑があったりすることの他に
人間の密度の低さ
という理由があったりする。
都会の高層住宅とは対極にある現在の住まい。
この集落の住人は人間よりもたぶんけものの方が多い。
密度の低さというのは
人と肩がぶつからない
という状況の他に
人の心持ちに大きな影響を与えていると思う。
狭い所に沢山の生き物がいると
文字通りの摩擦が生じるのだ。
争いの原因は、その火種じゃなくて密度だったりしないだろうか。
ちょっと前だけど
さかなクン(ええ、あのギョギョギョ〜っていう彼)
が新聞にすごくいい文章を寄稿していた。
いじめに関すること。(その文章はここに↓)
http://www.asahi.com/edu/ijime/sakanakun.html
都会の電車の駅のホームで観察していると
明らかにイライラとして
ちょっと他人と肩が触れ合ったり、道をさえぎられたりしただけで
舌打ちをしたり睨みつけたりしている人がいます。
田舎の駅ではあまりみかけないのですが。
スーパーのレジの行列でも同じような光景があります。
都会の人が忙しくて時間がないから
という理由もあるかもしれませんが
人間も多くなると、沢山の規則や気遣いが必要になる
つまりは自分の感性のままに動く
ということが制限される環境になるということかもしれません。
もちろん、それが得意な人もいて
そういう人は都会に向いているといえるのでしょう。
そうじゃない人は、そこからドロップアウトしがちだけれど
逆の環境では、力を発揮できたりするのかもしれません。
開拓派人間としては
広々とした荒野の方が元気が出るのかもしれません。