ふるほんまつり報告

ちょっと遅くなりましたが
ふるほん祭りの参加報告を
先にお知らせしたとおり
今回のふるほん祭りは
いつも五台山でやっているふるほん祭りとはちがって
学生さんたちと一緒に開催するという
とても貴重な機会となりました。
ふるほん屋を教材に選んでいただいたからには
参加される学生さんは当然文系なのだろうと
勝手に思い込んでいたのですが
当日受付に座ってくれた女子学生の膝の上には
英文に数式の混じったテキスト
(うずまきの脳波が止まる類のもの)
そう、なんと彼らの学部は「理学部」でした。
聞くと
古本屋さんにはあまり行った事がない
という人の方がが多かったようです。
古本屋というか本屋というか
あいまいな立場のうずまきは何故か学生さん達の前でお話。
こんなんでいいんだろうかと思いつつ
理学部とはいえ、この講義のテーマは
ベンチャービジネス
だったようで、昨今、理系の学生さんも
色んな事を勉強してるんですね。
私のやってることがベンチャービジネスかというと
ビジネスといっちゃぁ失笑をかいそうな類のものですが

自分で仕事を作る場合、正解というのはないので
ちょっと変な事例を見るのもよいかと。。
ともかくMさんも言っておられましたが
「とにかく本を読みたい。できるだけ長いこと本を読んでいたい」
という望みはかなっております。
ありがたいことです。

最近読んだ本の中で
今の状況は全て
過去に自分が「望んだ」
ことである。
という話が出てきました。
不本意なことが起こった時でも
それまでの自分の思念や行動を点検してみると
大抵心当たりがあります。


今日はお客さんが来ないので
本を読んでいました。
夏葉社さんから出ている
『ラブレター』小島信夫
これもなんだか不思議な本です。

日が傾いて少し涼しくなってきました。