不惑とかいう世代になったけどまったく惑い続け、温泉の効果だけがわかるようになったというはなし

ああながいタイトル。
40になってますますあわあわし続けている訳ですが
体力だけは年相応となってきて
30代の頃に体感した
これぐらいなら大丈夫
というレベルががくんと低くなってしまいました。
とはいえ、私の周りの先輩方は
私よりどんどん動ける方がたくさんいますので
年齢などというものは言い訳に使えないのです。
瞬発力とか体力
とかが落ちてくるのはしかたないにしても、体の操縦法とか
経験値としてのばせる部分があるはずです。

30代の頃よりも、できるようになったことといえば
これいじょう寝ないとあぶない
とか
これいじょう飲むと明日ダメだ
とか
なんか冷えすぎてる
とか
食べ過ぎてる
とか
そういう自分の臨界点
みたいのに敏感になってきたことでしょうか。
後先考えぬ突撃とか墜落とか
そういう事故は減ってきた。
そして今更ながらに温泉というものの効能を見直しました。
免疫が弱ってきたら温泉に行くといいです。
今自分の免疫が弱ってるかどうか
ちうことも、若い頃はよくわかってなかったものですが
最近では、ああ、この感じ、このままだと明日は動けんくなる
とわかる時があります。
それはたとえば、手足が冷えて、暖房かけても
家で風呂に入っても、寒い。
とか
食欲がない、または、食べても消化できてない感じがする
とか
体のあちこちが痛い
とか、そういうのが束でかかってくる時が
すなわち
生き物としてのエネルギーががた落ち
になっているときで
こんな時に風邪の人と会おうものなら
即、風邪をもらいます。ほんとに。
免疫落ちると
メンタルも弱くなるので
くよくよしてネガティブオーラを発してしまいがち
それは周囲の人にも迷惑というものです。
こういう風になったら皆様、どうか無理せず休んでいただきたい。
こういう時にやたらと根性やら薬やらで乗り切ってしまったら
その先にあるのは重大な病気です。
ツケは小さいうちに支払う方がいい。

療養中は、基本
・小食、または絶食
・あったかくして(湯たんぽや足湯がおすすめ)
・情報を遮断して(携帯とかパソコンとかテレビとかできるだけやめる)
・たくさん寝る
というのが処方ですが
それでもなんとかして少しでも早く回復したい!
という場合にとても有効なのが
薬じゃなくて温泉。

私もちょっと前までは、温泉はでかい風呂
ぐらいにしか思っていなくて
特に長湯が苦手、人がいっぱいいるのが苦手
という私にはあんまり積極的に行く場所ではありませんでした。
ところが。
最近何度か、
あああ、体力が限界。
でもなんとかしないと明日も用事が。。
という時に温泉につかって
早寝して切り抜ける
ということがあって
がぜん
温泉スゲエ。
みたいになってきました。
でも泉質も大事みたいで。
銭湯じゃなくて、泉質の評判のいい温泉
というものを近場に探してみていただきたい。
温泉にもよるんですが
体の内側に熱が戻る感じが、家の風呂よりも格段に強い。
そして長持ち。
体温って思った以上に大事だ
と、今更ながらに思う今日この頃。
温泉に頼ってばかりではなくて
熱を作れる筋肉をつける運動もしなきゃね。。