いえすきりすと

先日近くの図書館の検索コーナーでのこと。
昔は木の引き出しにカード状の紙がいーっぱい入ってて
あいうえお順に並んでましたけど
今はパソコンなんですね。
本のタイトルだけじゃなくて、いろんなキーワードで
検索できますよ。
棚の位置だけじゃなくて、貸し出し中かどうか、
予約までこの画面でできます。
すごいなー。便利です。
生まれた時からこういう検索に馴染んでる世代は
脳みその構造違うのではないかと
そのようにも思う今日この頃。

それでその図書館にあるパソコンの検索コーナーにですね。
先日小学校3年生ぐらいとおぼしきかわいい女の子が座ってました。
おお、検索するのね。
おばはんついつい何を検索してるか見ちゃったヨ。
どれどれ。
ん?
著者名検索欄、ぜんぶひらがなです。
でも、さくらももこ、ではなく、よしもとばななとかでもないですよ。
調大物。
ジーザス。
いえすきりすと
です。

目が点になってちょっと固まっておりますと
女子は私の気配に気づき
そそくさと入力を消して
立ち去ります。
なんか余計気になるですその行動によって!

他の棚を見るフリとかしながら
こっそり様子を気にしておりますと
女の子、検索コーナーに戻ります。
こちら本棚の影から
家政婦は見た。風情。
検索結果。
もちろん彼の著書はないよ。残念。
聖書も違う。
で、何が知りたいんですか
お嬢さん。
おばはんいろいろと妄想が広がってしまうナァ。