住処について、もちものについて

もうすぐ引っ越す。

具体的に転居先が決まらないけれど
そう宣言しておいて。
住処ということについて、思うこと。

ウチの近所には沢山空いてるお家がある。
かなり便利な場所だと思うし、空き家ってったって、
まだまだ住めそうな家がいっぱいあったりもする。
需要と供給のバランスはお金によって遮られているってことか。
家を求める人は多いのに、そんな人に限ってお金がないのだし
空き家の持ち主は安く貸したり、売ったりしなくても
別段困らないぐらいお金を持ってたりする。
だから、まずは使うあてはなくとも、持っておくってことか。
家は人が住まなくなると
どんどん荒れて行くってよくいわれるけど本当のこと。
どんなに散らかってても
人が住んでる家と
あまりモノがなくても、長く住む人がいなかった空き家と
足を踏み入れた時の違和感は圧倒的に後者が。
建てた人の気持ちとか、住んで来た人の歴史とか
そういうのも、家と一緒に朽ちて行く感じ。
畑の作物でも、余分な肥料が入れば、虫が大量発生したり
病気になったりするものだ。
栄養過多の人が肥満の果てに病気になるのに
モノやお金を持ちすぎた場合は、害はないとは思えない。
特にそこに流れというか動きがなければ、腐るというか澱みというか。
必要な分しか、使わない、持たないということが
身も心も健全なんではないかという実感がふつふつと湧いて出る今日この頃。
私ももう少しそぎ落とさないといけません。

あ、今週末までオーガニックマーケット出ることにしました。
ちなみに地下足袋の在庫6足。
22.5cm用1足、24cm用2足、27cm用2足、29cm用1足
よろしくです。