うずまき地下足袋のトリセツ 其の一

本日のテーマは
うずまき地下足袋使用上の注意、
です。

そもそも普通に地下足袋って履いたことがない人が多いのでは。
地下足袋は一般には綿布でできているので、スニーカーに似ていますが、一番違う点はといえば、足先が二股に分かれている点でしょうか。これ、わずかな相違に見えて、着用感が大幅に違います。植木屋さんや鳶職さんなど微妙なバランス感覚を求められる職業の方が愛用していることからも分かる通り、普通の靴よりも感覚が裸足に近づきます。
地下足袋=地球を感じる履物。ということですネ。
また、紐ではなくコハゼを使って留めています。履くのは慣れないとちょっとめんどうですが、脱ぐのは紐靴よりもらくちんです。

地下足袋を履く時に、普通の靴下を履いているとやっぱり気持ち悪く、うずまき舎では5本指ソックスをおすすめしています。
ちなみに素足で履くと靴擦れになることもあるので、ソックスを履いた方がいいみたいです。

サイズについて、
うずまき地下足袋は染色によって縮んでいますので、普段の靴のサイズよりも1〜2サイズ上のサイズが適当です。こんなこともあって購入をご検討の方には、かならず試着をおすすめしています。
私は普段のサイズで24cmですがうずまき地下足袋では25cmを愛用しています。

地下足袋+五本指ソックスは足指の健康にもよろしいかと。
さらには、山蛭よけの効果があるんでは?という仮説の元(竹炭酢を忌避に使ったりするらしいです。ヤツラは人間の呼気や匂いに惹かれて現れる訳ですから、柿渋の匂いで撹乱できないかという考え)沢に行くことの多い方に着用実験を依頼予定。効果があったらナカナカ画期的です。しかしそうなると染めたてでないと効果ないかも?(時間が経つと柿渋独特の匂いは抜けますので。。)
特にそんなことかんがえずに作ったものの、思わぬ機能商品となればそれはそれでうれしい。見た目だけでなく役立つ、そんな硬軟併せ持ったモノになりたいうずまき地下足袋です。

その他、意外な効果、すてきなコーディネート等、制作者も気づかぬ使用法があればご一報下さいませ。

それでは本日はこのへんで。。