連休おでかけ報告1

地下足袋はいてあちこちへ。
面白そうなものがあればせっせと出かけてみるのです。

10日は兵庫県加古郡にある大中遺跡というところで開催された
北山耕平さんのお話会へ行ってきました。
 
雨のあと地面からぽこっと生えたみたいな家 川が近くにあって、とても気持ちのいい場所です。

北山さんはアメリカで先住民の方たちと出会って、彼らの口伝えの伝説や自然との共存方法などを日本に紹介しています。著書は「虹の戦士」「自然のレッスン」など、多数。
伝説や寓話では土や石、生き物など自然にある物をうやまい、人間もその一部として生きることの大切さをくりかえし説いています。これって日本でいう八百万の神様と似てますね。

最近はこの人は何か面白いかも、と思えば、できるだけその人たちの話を聞きに行くようにしているのですが、その人たちがそれぞれ、別々のフィールドにいて直接かかわり合いのない場合でも、おんなじようなことを話題にしていたりして不思議です。何かありそうな気配は感じなからも、小さい風の音ぐらいにしか捉えられていないような気もしています。

私はベランダで鉢にいろんなものを植えています。
何かを収穫したら、その分なにかを返さなければつぎの収穫がありません。
他のことでもおんなじようなことがあると思うのです。

本当に必要な分量以上に欲張ると、そのツケは別の所で必ず支払うことになってきます。

一生の中でで得られるものに限りがあるのならば、
うわべだけの薄っぺらな品物をたくさんよりも
丁寧に大切に作られたものを、ほんの少し手に入れたいと思います。
ただそんなものを手に入れるには、
自分が作るものも、そのようにあらなくてはならないのでしょうね。
そういうバランスということを考えます。