春の嵐

先週の土曜日。
みんなの共通意見としては
死ぬかと思った。
そもそもの予報は晴れ。めずらしく連休の中日にあたるということで
県外からのお客さんも多いんでは?という期待の週末。
だったはずなんですが。
お日様は出てるのに強風に小雪まじりという
マーケット始まって以来の呼び声も高い悪天候でした。
地下足袋もつぎつぎなぎ倒され転がる、テーブルはひっくり返る
普段なら飛ぶはずのないものがどんどん飛んでいきます。
でも、こういうときこそこのマーケットのあたたかさを感じる所。
そこここで、出店者同士が協力してテントを外したり、
飛んだ商品や什器を拾い集めたりしている姿があります。
ありがたいことにお客さんも助けて下さる。
家に帰ってかばんの中を見たら
仲間が荒天で売れ残った品物を、知らないうちに
こっそり入れていてくれたりするのを発見するのでした。
じーんとします。
しかして、その日は何故か底なし沼のような食欲で
買って来たものも含め、家にあるものを片端から全部食べて
それでもまだ食べたらんというコワイ状況。
体が生命の危機を感じたということでしょか。
不思議だ。そしてまたまるっと肥えてしまう。。