あくまで夢のはなし

最近みた夢のはなし。

そこはどうやら少し昔のようで
私の意識はあるものの、その人物は私ではない
つまり
夢の中で私は現実の私とは別人だった。
鏡を見てないから顔はわからないけれど
イメージとしては
30代前半かもっと若いか、それぐらい
少しはなれた所で遊ぶ小さい男の子のことを見ている。
まわりに誰かいないかと気にしながら
その男の子に近づいて声をかけようとするのだけれど
誰かに見つかってひどく怒鳴られる
逃げようとしたけれど
振り向いた時に、そのちいさい男の子が私の方をじっと見ていて
胸がしめつけられるような気持ちになる。
その子の名前を呼ぼうするけど
名前が出てこない。
先ほどの人物にさらに何かひどい言葉を浴びせられる。
(この人物が誰なのか、男なのか女なのかも思い出せない)
私は泣きながらその場をから逃れる。
その後も何かあったようにおもうけれど
そこは思い出せない。


目が覚めてから、一瞬
ここはどこだ?
と思った。もちろん自宅の寝室ですが。
なぜだか
あの男の子はもう死んでいて
そしてそれは、私のせいのような気がした。
子どもの頃、高熱が出たときのこと
何かにおしつぶされる夢を見て、目覚めた時に、
ふらふらと居間出ると、そこにいた母と姉に対して
何かのすごく悪いことをしたような気分になったことがあった。
理由はよくわからない。
今回の感覚はその時の感じに似てるけど
その時よりもできごとや、因果関係が具体的だ。
夢の中の私はどうやら、あの男の子の母親で、
しかも何らかの理由で
育児を放棄したんじゃないかと想像する。
根拠なんかなにもないけど、そう思った。
普段ぐうぐうとよく寝るくせに、夢なんかそんなに見ない。
たまに見ても大体が支離滅裂の意味不明だったりする。
ここまで小説みたいなストーリーだと
夢の意味を色々と考えてしまう。
そもそも夢ってなんでみるんだろ。
んー。
よくわからないけどとにかく
今度はもうすこし前向きで
能天気な夢を見たいものである。