祝島

山口県の西の方
瀬戸内海の果てのあたりに
祝島という小さい島があります。
私はまだ行った事がないのですが
その島の対岸に原子力発電所を作られることになり、
電力会社が工事を始めようとしているそうです。
現在工事に反対する人達が、必死で工事を阻止しています。
遠い国の話でもなく、神戸にも大阪にもつながっている瀬戸内海での話です。
「公」とか「大人の事情」とかを全部とっぱらって
人間としての真心の部分に問うたとして
原発を建てるべきだ、という人は
実際にはいないはずなんだけど。
「生活が」とか、「便利さが」とか、「それが仕事というものだから」とか
言い訳は色々ある訳ですが
その目先の言い訳を後の世代に胸張ってできるのかな?
実はみんなわかってるのに、結論を見ないふりしている人がいるだけ。
その
見ないふりをするということは本当は辛いことだったりもするのに。
自分の奥底にある誠意をじりじりと押し殺すことだから
それが無意識でも、自然である体は反応したりする。
顔色や表情に出る。なんとなく体調も悪くなる。
だからみんなほんとうを出して
すっきりすればいいのに

思うのです。
まずは、今できそうなこととして
友達と一緒に、おいしいものを持って
その場所に行ってみるつもりです。
正義を振りかざしても
けんかしたりするのは好みのやりかたではありません。