トリさんのごはん

ここにはひなどりさんが7羽いる。
毎日お世話。
昨日、小屋の掃除をして
そのもみがらとか鶏のうんこを
どうしようかなと思い
畑の角のスペースに穴を掘って埋めてみる。
埋めて土をかけて
よし。
これで熟成させたら
来年あたり肥料としていい感じだろうか?
と思って畑を後にする。
翌日、そのスペースをふと
みると
げげっ。
かぶせた土の上に
なんか変なムシがもぞもぞしてるのを発見。
見た事ないけど
釣りの時に使うゴカイに似てるなぁ。
ヤスデとも違う。
なにしろ見ててぞっとするヤツである。
何につけ、どうやら養分が多すぎると、ヘンな虫が寄るんだよね。
動物性のものは特に、という印象。
何しろ気持ち悪いところに
気持ち悪いものがいるもんだ。
コンポストも水分過多で悪臭がしだしたトタンに
水アブがわいたりするんだし。
ニオイってサインだわと、再確認するところ。
だって、刈った草をつみあげてても
こんなヤツらが出たのは見た事もない。
生の鶏糞を入れたトタンに急に現れたのだ。
そういえばトリのエサも今の所、配合飼料だし
ニオイの原因はそんな所にもあるのかもしれない。
とも思う。
理想をいえば、台所から出る野菜系のゴミと
刈った草などがメインで、飼料は補足。
というのがいいのだけれど
ひとりだと、そんなにゴミも出ず、
今日のゴミを覗いてみても
タマネギやじゃがいもの皮なんかで
コレはトリさん、食べられません。
そういえば、こないだお客さんが来て
ニンゲンが10人位人がいた時には
食べきれないほどのごちそう(麦茶の出し殻、すいかの皮、野菜類のくず)
が出て、飼料をあげる隙間がなかったくらいなのだけど。
だからつまり、
鶏7羽、というのが
生態系的に見て、ニンゲン1人には多すぎるんだろうなぁ
とも思う。
そんなこんなで。
なんとなく心配になって
君たち、ちっとは野菜も喰え!
と、時折、刈った草を放り込んでみるも
ヤツラ、あんまり食べません。
んー種類が悪いのかな。
雑草に混ぜて、氾濫しているエゴマの葉っぱとかも入れてみたんだけど。
お好みではないらしい。
はこべとか、ぎしぎしが好きらしいとは聞いたけど
そんなやさしい草は、今の畑にはほとんど生えてないのだ!
やたらはびこるのは露草と、イネ科の草とか、なにしろ夏草はハードなのだ。
畑の青虫を捕獲してあげたりもするけど
バケツに集めてると
ぞわぞわ脱走したりして
これもなかなかゾッとする。深いバケツに入れたのに
かたつむりにはすぐに逃げられたし。
うまい収集容器を考えなくちゃ。

でも害虫駆除も
後で、トリのオヤツになるとおもへば
せいも出るというもの。
てか、虫を捕殺というのがワタシとしては結構滅入るので
食べていただけると助かる。
でもうじゃうじゃといるカメムシとかはどうかな?
集めるのもクサイし
トリも食べるのかな??
うーん。これが目下一番の敵なんだけどなぁ。