染めてます。

前回染めてたのは多分去年の6月頃だったような。
それも神戸で、
梅雨時で、
家族からもクサイとクレームを頂戴しつつだった。
それ以来在庫を徐々に食いつぶし
いよいよ3足を残すのみにて
販売もおぼつかなくなっておりましたが
ようやく
一時借りではありますが
染めるスペースを確保しました。
地下足袋も少しですが仕入れて
今日3回目の塗り重ねをして
さらに塗る干すをくりかえす予定。
ところで柿渋って使えば使う程
不思議なもの。
服に付いたシミは当然取れないのですが
まるで血痕。
そう、
血に似ているのです。
使っていない容器の上にはったドロンとした塊は
胎盤みたい(いや、生んだ事ないからホンモノは見た事ないんだけど)
そう考えるとちょっとコワいや。
それでも、自分の体の一部、
のような履物を作りたい
と思っていたのだから
そんな有機的なもので染めているのは
道理
とも取れる訳で。
これも将来的には自給したいと思いつつ。
渋柿があったら、全部吊るし柿にして食べてしまそうだ

くいしんぼうとしてはそんな心配をしてみたりする。
とらぬたぬきのなんとか。
なんですが。