ふろしきひろげまShow 2013

今年でなんと3年目です。
明日、予報では空模様が微妙なのですが
昨晩決行との知らせを受けました。
これは、もう
「明日は予報に反して雨は降らない。」
ということに決めなくてはなりませぬ。
みなさん念入りに体調を整え、
雨雲は高知城の上からどんどん流れて。
天守閣の上に青空が覗くところを想像して頂いて。。
はい。
イメージできましたでしょうか。。(本気)

去年も言ったかもしれませんが
はじめて知った。
という人もいると思うので
もういちど。
ふろしきひろげまShowは
フリマでもブツブツ交換イベントでもありません。
誰かが、もう使っていないものを持って来て
誰かが、それを持って帰る。
というイベントです。
そこにお金は介在しません。
お金がいらないかわりに
持って帰る人にお願いしているのは、
元の持ち主に、ひとことのメッセージを書き残してもらうことです。
なぜ持ち帰るのか、どう使うのか、
そして、かならずありがとうを忘れずに。
断じて、「タダだから」とか、「後で捨ててもいいから」
といって持って帰ることはしないで欲しいということ。

世の中には物が溢れています。
各家庭の不要品を全部ひっぱり出せば
新しいものを買う頻度はぐんと減ると思います。
それでは経済が停滞するではないかと言う人もいるかもしれません。
それに対して
私はこう思っています。
使い捨てを助長することを前提とした経済成長は
文字通り泡のようなかさだけを大きく見せた幻想です。(もう言いきり)
同じいちまんえんでも
千円の包丁を十丁
ではなくて、一万円の包丁を一丁
買う人が増えれば、使うお金の額は変わりません。
作り手は、少しでもいいものを、時間をかけて作ろうと心がけ
使い手は、少しでも長く使い続けようと、丁寧に手入れをするでしょう。
そこに、腕のいい職人さんへの敬意と
物を大切にする心が自然にうまれるのだと思います。

このイベントにお金が介在しないことによって
本当に欲しいもの、必要なもの
大切にできるものはどんなものなのか、
反対に、誰も欲しがらなかったものがあれば
それはどういうものなのか
ひとりひとりが考える機会になればと思っています。
お金さえあれば、何でも気軽に買えてしまう世の中だからこそ
そのことについて
ちゃんと考えてみたいのです。
今からでも間に合いますので
押し入れやたんすに入れっぱなしのあれやこれ。
ふろしき1枚分。
高知城南の丸の内緑地にお持ち下さい。
明日、4月21日(日)9:00から受付。
スペースに限りがありますので
受付は先着順になります。
詳しくはうずまき舎のホームページから
チラシをダウンロード→http://uzumaki.cc/uzumaki/top.html

ただいま絶賛準備中。