今日の一冊 9/13、9/14『アナスタシア』『響き渡るシベリア杉』

三日坊主どころではなかった。
いきなり忘れてた。
本当に忘れてた。
誰からもツッコミがなかったので
宣言もさほどの抑止力ではなかったのか
(酷い責任転嫁)
とはいえホントに忘れてました。
ごはん食べ終わってからいきなり壁とか塗りはじめたのがいけなかった。
だって棚の上にモノを載せたら、そこにネズの落とし物があって
そうしたら掃除しはじめちゃって
それでモノを全部のけたら、ついでに去年から塗りさしのままの
ペンキを塗っちゃいたくなって
結局8時位から塗り始めるという。。
結局塗るだけ塗り終わって
後片付けもままならぬまま、風呂に入って寝たところが
ここのことなんてすっかり忘れておりましたという。
ここまで、本のこととは何の関係もなく
長々と言い訳というか、ええ、噺の枕ってやつですよ。
すみません。
その言い訳はおいといて、今日はしかたなくというか
昨日の分もあわせて二冊。
丁度いいので、続きものの一冊目、二冊目を
取り上げましょうということで、
ハイ。


それはこの二冊。
『アナスタシア』『響きわたるシベリア杉』
ウラジミール・メグレ著
です。


去年翻訳、出版されたロシアのベストセラーシリーズの
一作目と二作目。
シベリアのタイガの奥深くに住む謎の女性
アナスタシアについて
彼女と出会った著者、メグレ氏の視点から書かれた物語です。
そう、物語と言っていいのかどうか。
この本にははっきり、アナスタシアは実在する
と書かれているので、それを信じるとすれば
実録ということになりますが、
事実としてはあまりにもファンタジーな内容です。
UFOとか、謎の生物とか
実際自分が見た事のないものについて語られるとき
私がそれを信じるかどうかは、
科学的根拠とかそんなものが基準ではなくて
それが現実なのと現実じゃないのと
どっちだったらいいと思うか
ということだったりします。
つまりこのお話について私は
アナスタシアは実在するという現実の方が素敵ではないか
という根拠ともつかない理屈でもって
彼女が実在の人物であると信じる方を選びました。
それと同じように
人間は地球のガン細胞のようなもので
世界はもうすぐ破滅する
というビジョンよりも
たとえば、今はそれが隠されているだけで
美しく愛にあふれたものである
という世界を私の現実にしたいのだ
とかいってしまうと
はあぁロマンチストだねと
片付けられてしまいそうですが。
この現実に
アナスタシアならどうするだろうか?
と考えてみることとか
ここに書かれていることが
本当だと信じる人が増えたとしたら
世の中は本当に変わるんではないかと
思考がそんなところまで飛んで行ってしまう本であって
つまりはそんな本について
細かい内容とか
あらすじなんかここで書くのもナンセンスだと思うので
まぁ読んでみてよ
としか言えないです。
と、そんなこと言うと
書評としては全然駄目なんでしょうが。
それでもこれは私にとって
エンデの『モモ』や
宮崎駿の『風の谷のナウシカ』級の
気付きの爆弾だったような気がして
つまり結局何が言いたいかちうと
やっぱりみんなに読んで欲しい一冊です。
で、それでそこに書かれたことについて
話して欲しいと思うわけです。
アナスタシア (響きわたるシベリア杉 シリーズ1)